ITフルサポートのクライアントから「フォーム投稿がしつこくて困っている」とご連絡がありました。
状況確認
状況としては「お問合せ」フォームから1日に何百通も投稿がある😥とのことでした。
これは精神的にもまいりますよね。。。
システム確認
対策を練るために現在のシステムをおさらいします。
- WordPress 5.4.4
- オリジナルテーマ
- MW WP Formプラグイン
うーん、一般的なフォーム構成でした。
対策1
まずはreCAPTCHAで対策を試みます。
「reCAPTCHA for MW WP Form」を導入して「reCAPTACHA v3 Setting」から「Site Key」と「Secret Key」をセットします。
あとはショートコードを既存フォームに追加するだけ。
この状態で一晩様子を見てもらいましたが…効果なし。
reCAPTCHA V3によるブロックって一体…
次の手を模索
「reCAPTCHA V3」の恩恵にはあずかれなかったので、次の対策を考えます。スパム投稿は全編英語でした。海外からのアタックが多いのは知っていましたが、手段も相手も選ばないですよね。。。
され、全編英語であることから日本語を含まない投稿はフィルタできないものかと検索してみました。
そうしたら、あるじゃないですか!
検索キーワードは「mw wp form 日本語 バリデーション」です。
こちらのサイトは記事更新が「2020年1月4日」だったので行けそう!早速取り込みました。
対策2
やることは簡単です。テーマがオリジナルなので、直接「functions.php」を編集します。編集内容は上記サイトに準じます。
追加できたらバリデーションルールを追加します。
「ct_cotent」に対して適用します。ルールは
- 必須項目
- 日本語を含む
これだけです。それではクライアントに報告して再び様子を見てもらいます。
結果
こちらの対策で無事スパム投稿をブロックすることができました!
クライアントさんも喜ばれてました!