一言に自動化、数値管理と言っても場面によって管理すべき数値は違うし、起業家さん/プロデューサーさんによっても違います。
どの案件でも「よくある数値管理」対象は
- ページビュー数
- リーチ数(広告)
- クリック数(広告)
- 動画再生数(LP内、リード獲得向け)
- オプト数(登録数)
- 動画再生数(VP内、価値提供向け)
- 説明会応募数
この辺りでしょうか。
ここまでは自動化もかんたんにできる内容です。説明会参加数/参加率も完全自動化したいところですが、出席確認が必要なので、どうしても手動になってしまいます。リアル会場でQR読み込ませることで出席扱いにするような感じなら出席数も自動化できます。
Google広告さんなら広告に関する数値が比較的簡単にスプレッドシート展開できるのですが、Meta広告はそうはいきません。Metaアプリを作成し、アプリ内にMeta広告APIを組み込む必要があります。厄介なことにMeta広告APIが申請許可が下りない使い物にならないというハードルが存在します。
私は数年前に申請&許可を得ているのでいいのですが、当時も何度となくやり取りを英語で行い、苦労した記憶しかありません(汗)。もう一回やってくれと言われたら…よほど積まれない限りやらないと思います(滝汗)。アプリなんて言っても実際はただただAPIを経由してデータを取得したいだけなので皆さんが想像するアプリ(スマホで動くアプリ)とは異なります。そのためアプリの説明と各種情報の用途、そしてMetaログインの実装がとてつもなく面倒臭かったんです。実際にスプレッドシート&GAS HTMLで全部実装して対応ましたが…試練以外のなにものでもなかったです。
そんなMeta広告APIを利用したMeta広告自動取得ですが、ご要望のある数値はほぼ取れますが
- リーチ reach
- インプレッション impression
- フリークエンシー frequency
- クリック click
- ユニーククリック unique click
- コンバージョン※ conversion
コンバージョンは少々厄介。多くの方は登録完了イベントとしてCompleteRegistartionを組み込んでいると思いますが、APIではこの数値を直接拾うことができません。コンバージョンの定義が案件ごとに違うから?ともかく、Apple(iPhone)による情報取得ブロックの影響も大きく、正しいコンバージョン値をとることが困難です。Conversion APIに対応していただければチャンスありですが、これも完璧ではありません。
じゃぁどこでコンバージョンを担保するんだい?ということなのですが、オプトそのものを利用します。そう、メルマガスタンドのシナリオ登録数です。
もちろん手作業でCSVダウンロード…ではなく、自動取得です。対応/非対応があるのですべてのメルマガスタンドで完全自動化ができるわけではありませんが、大体のスタンドではいけると思っています。
ここまでスプレッドシートで数値管理を実施すると
- アラーム報告
- 日報
が自動通知することができます。通知先はメールでも、チャットワークでも、SlackでもOK。アラームは事前に水準を決めておく必要があります。あまり水準が低いとアラームだらけになっちゃうので「この数値超えたら撤退」くらいがお勧めです。
管理画面サンプル