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Linux

画面で追うLinux Mint16 xfceのインストール

これまでの説明ではあんまりだったので、キャプチャ画像を交えながらお送りします。

  1. Linux mint 起動後
  2. mintinst01
  3. 画面左上のインストーラをダブルクリック
  4. mintinst02
    日本語環境でセットアップします。

  5. 確認事項
  6. mintinst03
    インストールに関わる環境について確認します。

  7. ディスク
  8. mintinst04
    インストールする場所(ドライブ、パーティション)について指定します。
    ハードディスクの内容を一新するのでしたら「置き換える」を、自分でパーティション管理をして指定箇所にインストールしたい場合は「その他」を選びます。また、すでにパーティションが切られている場合は、該当箇所を「置き換える」にします。
    今回は上書きするため「置き換える」で進みます。

  9. 地域
  10. mintinst05
    使用地域を選択します。皆さんは日本に住んでいるので「TOKYO」でいいですね。海外にお住まいの方は該当する都市を選択してください。

  11. インプット
  12. mintinst06
    キーボードを選択します。一般的な「日本語」でもいいと思いますが、キー配置が異なる場合があります。私は「109」を選択しました。皆さんに合ったキーボードを選んでください。よくあるのは「Shift-2」を押すとなぜか「@」となるケースでしょうか。選択したキー配置が正しいかは「キーボード入力をここで試してください」の箇所で確認してください。

  13. ログイン情報など
  14. mintinst07
    ニックネーム、コンピュータ名、ログイン名、パスワードを決めます。個人でお使いなら何でもいいと思います。Windowsでは単一ユーザー&パスワード無しで自動ログインのようなことができましたが、Linux Mintでは自動ログインするか選べるようです。自動ログインを採用してもパスワードは必要(権限昇格時など)ですから、忘れずに登録してください。

  15. インストール開始
  16. mintinst08
    インストールが始まります。しばらくは暇になりますので、飲み物でも淹れましょう。

  17. 再起動
  18. mintinst09
    インストールが終わると通知が出ます。現在稼働しているLinux(DVDやUSBメディア)のままでもいいのですが、インストールしたLinux(HDD)で動かしたいので再起動しましょう。

  19. ユーザー選択
  20. mintinst10
    ユーザー名を選択します。選択後、パスワードを入力します。

  21. 初期画面
  22. mintinst11
    ようこそ画面です。不要な場合はチェックを外して次回以降に表示されないようにしましょう。
    mintinst12
    xfceのメニューです。メニューデザインはデスクトップ環境によって異なりますのでパソコンの能力が許す場合はその他のエディション(MATE,cinammon,KDE 等)を試してみるのもいいでしょう。

  23. 最初にやること
  24. メニューからターミナルを起動します。以下コマンド例はターミナル内で実行します。
    主なコマンドは下記の意味です。
    sudo 一時的に特権昇格し実行する
    apt-get ソフトウェアの取得
    wget 指定urlから取得

    1. ファイアウォールの起動
    2. mintinst13

      コマンド例:

      sudo ufw enable
      sudo ufw default DENY
      
    3. ライブラリ参照先の追加
    4. コマンド例:

      wget -q http://packages.linuxmint-jp.net/linuxmint-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
      sudo wget http://packages.linuxmint-jp.net/sources.list.d/linuxmint-ja.list -O /etc/apt/sources.list.d/linuxmint-ja.list
      
    5. システムアップデート
    6. mintinst14
      コマンド例:

      sudo apt-get update
      
    7. ディストリビューションアップグレード
    8. コマンド例:

      sudo apt-get dist-upgrede
      
    9. 日本語入力環境
    10. im-configは入力方法の切り替え(半角/全角キーで直接/日本語を切り替え)、mozcは日本語入力をサポート(IMEやATOKみたいなもの)してくれます。

      sudo apt-get install im-config
      sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-ui-classic fcitx-config-gtk mozc-utils-gui
      im-config -n fcitx
      

      インストール後はログアウト、もしくは再起動します。
      mintinst15

      mintinst16

      再起動後にメニューから入力環境の確認をします。
      mintinst17
      mintinst18
      「言語情報が足りないよ!」と言われますが、私はその他言語は削除してしまったので、ここでは無視しました。
      警告に倣って言語パックをインストールしてもOKです。

      mintinst19
      権限昇格のためにパスワードを入力します。

      mintinst20
      無事「fcitx 」になっていることが確認できました。

  25. ネットワークの補足
  26. サーバーやパソコンなどネットワークを介してやり取りする事があるとき、Windowsで言うネットワークドライブのような形で登録する事が出来ます。

    1. 文字化け対策
    2. windowsとlinuxでは文字コードが異なるため、ネットワークのフォルダ一覧を見た時(全角文字、半角カナ)に文字化けしている事があります。正しく表示させるために文字コードの変換をします。エディタに「gedit」を使う場合は

      sudo gedit /etc/samba/smb.conf
      

      とターミナルで入力します。
      mintinst21
      実際に追記するのは[global]の有効範囲に…

      dos charset = CP932
      unix charset = UTF8
      display charset = UTF8
      

      の3行です。入力したら忘れずに保存しましょう。

    3. ショートカット作成
    4. ネットワークドライブ(の様なもの)を作りたいので、まずはファイルマネージャ(エクスプローラの様なもの)を起動します。XfceのファイルマネージャはThunar(これでソナーと読むらしい)が標準になっており、こちらはsmb-client(ネットワークプロトコルにsmbを利用)に対応しているため、ネットワーク上のパソコン探索は比較的楽です。
      mintinst23
      ファイルマネージャのアドレス欄にパソコンのIPアドレスを「smb://」に続けて入力しEnterキーを押します。ネットワークパソコンの内容が確認できたら「smb://」の脇にあるアイコンをドラッグし、ファイルマネージャ左ペインにドラッグします。当初の名前は「/on (IPアドレス)」のような感じなので、右クリックメニューから名前を変更します。以後、変更した名前でアクセス可能となります。
      ネットワークドライブ(?)へは当然アクセス先のユーザー名、パスワードが必要となります。セキュリティ面を考慮すると「ログアウトまで…」がいいでしょう。

    5. Windowsネットワーク
    6. 以上の設定でもWindowsネットワークに参加できるとは思いますが、私のケースでは一部ネットワークに参加できませんでした。ファイルマネージャのネットワークを参照「network://」でワークグループは取得出来ましたが、特定のワークグループに参加しているパソコン一覧が取得できないのです。時間ができたら調査したいと思っています。

First Linuxユーザーさんの手助けになれば幸いです。

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