自動化で業務を回してしまえば、あとは手放し運転でOK!というわけにはいかないのが自動化のリアルです。
もちろん、基本は動き始めたら手放しでいいのですが、放っておいていいものでもありません。
適宜、メンテナンスが必要ですね。今回はメンテ大事だよ!という事例を紹介します。
リストが溜まっていない?!
リスト集めや説明会のオプト集計を自動化するサポートをしているのですが、数日前から集計できていない連絡が…ガクブルものです。
トラブルの大前提は客先への現状報告が最優先。ごめんなさいしつつも、急ぎ問題把握に走ります。
受け取り側はOK
リストの集計はスプレッドシートで行っているので、データの受け口はGAS(Google Script Apps)で構成しています。実行ログをみれば稼働状況が分かるんです。
ログを確認すると…7月14日3時までは正常稼働、それ以降はログなし。エラーは発生していないし、問題なさそう。でもこの違和感は何だろう…
リスト出力側も確認する
リストの元であるシステムにも問合せました。正しく外部出力されているか自力では確認できないからです。
原因を特定するためにはアラユル方向に疑いの目を向ける必要があります。
受信側の状況を説明し、出力状況の確認をお願いするメールを打ちました。
ヤバ…原因はGoogle?
そんな中、自分が構築、利用している見積作成スプレッドシートで機能利用に関する承認を求められました。
当然、自前ですから承認なんかはとっくのとうに済ませているのですが…
スクリプト実行の許可確認が出たんですよね…
- 確認画面が出る
- ここ最近は動作していなかった
- ガクブル😱
許可出したあとは無事、自動化が復旧しました😅
後ほどリストの元であるシステムからも返信がありました。「正しく動作しております」と。はい、お手数おかけしました😔
自動化に安全神話はない
どんな分野においても言えることだと思いますが、いくら自動化とは言えども放任主義では回りません。
トラブルがあったときは、全てに疑いの目を向けることも大事ですが、まずは自分の周りから、ですね。。。