これまでの説明ではあんまりだったので、キャプチャ画像を交えながらお送りします。
- Linux mint 起動後
- 画面左上のインストーラをダブルクリック
- 確認事項
- ディスク
- 地域
- インプット
- ログイン情報など
- インストール開始
- 再起動
- ユーザー選択
- 初期画面
- 最初にやること
- ファイアウォールの起動
- ライブラリ参照先の追加
- システムアップデート
- ディストリビューションアップグレード
- 日本語入力環境
- ネットワークの補足
- 文字化け対策
- ショートカット作成
- Windowsネットワーク
インストールする場所(ドライブ、パーティション)について指定します。
ハードディスクの内容を一新するのでしたら「置き換える」を、自分でパーティション管理をして指定箇所にインストールしたい場合は「その他」を選びます。また、すでにパーティションが切られている場合は、該当箇所を「置き換える」にします。
今回は上書きするため「置き換える」で進みます。
使用地域を選択します。皆さんは日本に住んでいるので「TOKYO」でいいですね。海外にお住まいの方は該当する都市を選択してください。
キーボードを選択します。一般的な「日本語」でもいいと思いますが、キー配置が異なる場合があります。私は「109」を選択しました。皆さんに合ったキーボードを選んでください。よくあるのは「Shift-2」を押すとなぜか「@」となるケースでしょうか。選択したキー配置が正しいかは「キーボード入力をここで試してください」の箇所で確認してください。
ニックネーム、コンピュータ名、ログイン名、パスワードを決めます。個人でお使いなら何でもいいと思います。Windowsでは単一ユーザー&パスワード無しで自動ログインのようなことができましたが、Linux Mintでは自動ログインするか選べるようです。自動ログインを採用してもパスワードは必要(権限昇格時など)ですから、忘れずに登録してください。
インストールが始まります。しばらくは暇になりますので、飲み物でも淹れましょう。
インストールが終わると通知が出ます。現在稼働しているLinux(DVDやUSBメディア)のままでもいいのですが、インストールしたLinux(HDD)で動かしたいので再起動しましょう。
ようこそ画面です。不要な場合はチェックを外して次回以降に表示されないようにしましょう。
xfceのメニューです。メニューデザインはデスクトップ環境によって異なりますのでパソコンの能力が許す場合はその他のエディション(MATE,cinammon,KDE 等)を試してみるのもいいでしょう。
メニューからターミナルを起動します。以下コマンド例はターミナル内で実行します。
主なコマンドは下記の意味です。
sudo 一時的に特権昇格し実行する
apt-get ソフトウェアの取得
wget 指定urlから取得
コマンド例:
sudo ufw enable sudo ufw default DENY
コマンド例:
wget -q http://packages.linuxmint-jp.net/linuxmint-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - sudo wget http://packages.linuxmint-jp.net/sources.list.d/linuxmint-ja.list -O /etc/apt/sources.list.d/linuxmint-ja.list
sudo apt-get update
コマンド例:
sudo apt-get dist-upgrede
im-configは入力方法の切り替え(半角/全角キーで直接/日本語を切り替え)、mozcは日本語入力をサポート(IMEやATOKみたいなもの)してくれます。
sudo apt-get install im-config sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-ui-classic fcitx-config-gtk mozc-utils-gui im-config -n fcitx
再起動後にメニューから入力環境の確認をします。
「言語情報が足りないよ!」と言われますが、私はその他言語は削除してしまったので、ここでは無視しました。
警告に倣って言語パックをインストールしてもOKです。
サーバーやパソコンなどネットワークを介してやり取りする事があるとき、Windowsで言うネットワークドライブのような形で登録する事が出来ます。
windowsとlinuxでは文字コードが異なるため、ネットワークのフォルダ一覧を見た時(全角文字、半角カナ)に文字化けしている事があります。正しく表示させるために文字コードの変換をします。エディタに「gedit」を使う場合は
sudo gedit /etc/samba/smb.conf
とターミナルで入力します。
実際に追記するのは[global]の有効範囲に…
dos charset = CP932 unix charset = UTF8 display charset = UTF8
の3行です。入力したら忘れずに保存しましょう。
ネットワークドライブ(の様なもの)を作りたいので、まずはファイルマネージャ(エクスプローラの様なもの)を起動します。XfceのファイルマネージャはThunar(これでソナーと読むらしい)が標準になっており、こちらはsmb-client(ネットワークプロトコルにsmbを利用)に対応しているため、ネットワーク上のパソコン探索は比較的楽です。
ファイルマネージャのアドレス欄にパソコンのIPアドレスを「smb://」に続けて入力しEnterキーを押します。ネットワークパソコンの内容が確認できたら「smb://」の脇にあるアイコンをドラッグし、ファイルマネージャ左ペインにドラッグします。当初の名前は「/on (IPアドレス)」のような感じなので、右クリックメニューから名前を変更します。以後、変更した名前でアクセス可能となります。
ネットワークドライブ(?)へは当然アクセス先のユーザー名、パスワードが必要となります。セキュリティ面を考慮すると「ログアウトまで…」がいいでしょう。
以上の設定でもWindowsネットワークに参加できるとは思いますが、私のケースでは一部ネットワークに参加できませんでした。ファイルマネージャのネットワークを参照「network://」でワークグループは取得出来ましたが、特定のワークグループに参加しているパソコン一覧が取得できないのです。時間ができたら調査したいと思っています。
First Linuxユーザーさんの手助けになれば幸いです。