EPL-SIM サービス情報管理システム の構成/操作の流れについて説明します。
EPL-SIM サービス情報管理システムはデータベースを利用した情報管理システムです。情報の取り扱いをデータベース、情報の操作をクライアントが行います。
ソフトウェアの構成
標準の構成はスタンドアロン型となっております。1台のパソコンにクライアントをインストール、データベースを作成して稼働します。
一方で、クライアントとデータベースのパソコンを分けた運用も可能です。
複数台のパソコンからデータベースを共用する場合はこちらの構成となります。(こちらの構成はオプションとなります)
ソフトウェアの操作
続きまして操作の流れについて説明します。
EPL-SIM サービス情報管理システムでは「情報カード」「見積」「報告書」の3つの基本機能からなっています。
操作1.情報カード入力
お客様からの第一報の情報を入力します。(情報カードは省略可能です)
操作2.見積入力
作業に必要な部品、工数、経費を入力します。(見積は省略可能です)
操作3. 報告書入力
着手日や完了日など作業にかかった情報を入力します。(報告書は省略可能です)
以上の3つの操作(情報)にマスタを加えた各データの関係は以下のようになります。
各操作は省略できますが、次に紹介します関連付けにはメリットが沢山ありますので是非入力していただきたいです。
情報間の関連付け
情報カード、見積、報告書の関係は、情報カードの持つ管理番号で行います。
ある情報カードの管理番号が「00001234」であった場合、見積に情報カード番号を入力すると、情報カードと見積を関連付けることができます。
同様に報告書に情報カード番号を入力すると、情報カードと報告書を関連付けることができます。
情報カード、見積、報告書の3点を入力の上、情報カード~見積、情報カード~報告書の関連付けを行うと間接的に見積~報告書の関連付けが行われます。
各情報の入力と関連付けを行うことにより、「xx月xx日に提出した報告書の見積を調べたい」、「見積の依頼内容(情報カード)を調べたい」「依頼(情報カード)の結果(報告書)を調べたい」など情報検索が簡単になります。
また、取引先マスタとの連携によって見積書、報告書の印刷もより簡単に行えるようになります。