最近のご依頼で簡単な数学処理を行う機会がありました。
スプレッドシートやExcelを使うと簡単なのですが、どこから手を付けていいのかわからない方もいらっしゃいました。
本日からしばらく、スプレッドシートの基本的な関数について使い方を動画を交えて説明しますね。
あ、スプレッドシートと銘打っていますがExcelでも普通に使えます ^^;
初回は指定範囲の項目数を数えるCOUNT()、そして指定範囲の単一条件を満たす項目数を数えるCOUNTIF()について説明します。
解説動画はこちらから
COUNT
指定範囲、もしくはカンマ区切りのデータの個数を返します。
要点をピックアップしましょう。
- スプレッドシートの場合は、カンマ区切りでも30個の範囲を超えて入力することができます。
- また、スプレッドシートでは「A1:A」のような末尾を指定しない範囲指定が可能です。
- COUNTで返ってくる個数は数字データの個数です。
count系の基本となる関数ですね。COUNT()のキーとなる部分は3項目の「数字データの個数を返す」ところです。
文字列はCOUNT()対象外となります。
数字、文字列が混在するデータの個数を調べるときにはCOUNT()は利用できないので注意が必要です。
COUNTIF()
範囲内で条件に一致する要素の個数を返します。
基本的な使い方はCOUNT()と同じですが、範囲と条件の組み合わせになります。
COUNTIF(範囲1,条件1)
- 範囲の指定方法は先の通り、「A1:B10」のような書式、または「A1:C」のようにA列~C列のような指定でも大丈夫です。
- 条件は不等号、等号と文字列や数値を指定します。
- 50より大きい:”>50″
- ‘佐藤’に等しい:”=佐藤”
動画でも説明していますので、ご覧ください。