今週末、Zoom(ズーム)をはじめMicrosoft Teams(チームス)、Slack(スラック)まで利用者急増によるサーバー障害に見舞われました。
わが身に降りかかった時どうすればいい?
オンラインワーク中に障害が発生したときに原因を見極める必要があります。チェックしてほしいのは次の3点です。
- 自宅のネットワーク状況
- インターネットへの接続状況
- オンラインサービスの稼働状況
自宅のネットワーク状況
確認してほしいのはお使いのパソコンに障害が発生していないか?ソフトをたくさん起動しすぎてパソコンが重たくなっていないか?ということです。
パソコンが起因する障害なら、パソコンを再起動すれば回復します。
また、家庭内ネットワークは通信業者(ネットワークプロバイダー)から購入・レンタルしているブロードバンドルーター、もしくはご自身で購入されたルーター(あるいは無線LANならアクセスポイント、有線LANならスイッチングハブも該当)がに不具合が発生していないか確認します。
ネットワーク機器をチェックしようにも「よくわからない」ことが多いですよね。詳細はわからなくても大丈夫です。ネットワーク機器に赤いランプがついていないかだけチェックしましょう。赤いランプがついていたら(怪しいなと思ったら)ネットワーク機器もリセット、もしくは電源を切ってから10秒まって電源を再投入します。
インターネットへの接続状況
ここからは自宅内ではなく、外部環境に依存する話になります。
まず確認してほしいのは契約プロバイダーから回線工事の通知がきていなかったか?ついつい捨ててしまうネットワークプロバイダーからのメールですが、工事のお知らせは結構重要です。
自分の地域に影響があるのか?それはいつの何時なのか?工事期間はどのくらいなのか?
これだけは押さえてからメールを破棄してください。工事による原因の場合は、こればっかりは待つしかありません。できるなら、工事期間中はオンラインワークの予定を外しておきましょう。
もう一点、ネットワークプロバイダーから先のインターネット接続状況です。ネットワークプロバイダー一番の仕事は自宅の光回線(もしくは電話回線)からインターネットへ接続することです。この接続サービスに不具合が発生しているとネットワークに遅延が発生してしまいます。
こちらはプロバイダーホームページを確認しましょう。
オンラインサービスの稼働状況
いよいよ本丸ですね。オンラインサービスの稼働状況です。
如何に自分の環境が整っていても、肝心のオンラインサービスが止まっていてはお話になりません(汗)。
殆どのオンラインサービスでは稼働状況を提供しています。お使いのツールによってみるページは異なりますのでご確認ください。
- Zoom
- Microsft Teams(Office365 Status ログインが必要)
- Google Meet(GSuiteステータスダッシュボード)
- slack
検索キーワードは「(サービス名) status」です。
リテラシーを身に着けよう
トラブルに見舞われたとき、助けてくれるのは自分しかありません。仕事仲間はアドバイスをくれますが、最終的な責任はあくまで自分です。
信用できる友人を持つことも大事なことですが、信用できる自分になりましょう。
- 情報の真偽を判断する
- 対策した結果を受け入れる
自己責任以外の何物でもありません。
これからオンライン化の波はどんどん波及していくでしょう。
「〇〇だから」なんて言い訳、だれも聞いてくれませんし、ビジネスは待ってくれません。
是非、自己解決力を身に着けてください。