GroupSession GroupSession ビルド補足編 Nozomu.Kon 2013年12月13日 / 2017年7月28日 前回はビルド環境の構築について触れました。 今回は環境構築に関する補足事項について触れたいと思います。 文字エンコード GroupSessionで利用するエンコードはUTF-8となります。他の文字コードでコンパイルするとコメントがコメントとして認識されなかったり、本文がコメント扱いになってしまったりと不都合が生じます。Eclipseで取り扱うデフォルトエンコードはMS932(S-JIS)となっていますので、プロジェクトのプロパティのリソースからテキスト・ファイルのエンコードをUTF-8に修正します。 GroupSessionはAntを利用してビルドを行いますが、GroupSessionのbuild.xmlはASCII文字で構成されているためエンコードの影響は受けにくいです。しかし、プラグインの追加などによってbuild.xmlの内容を編集する際、全角文字など非ASCII文字を入力するにはこちらもエンコード(UTF-8)の設定が必要になりますので、プラグイン開発を行う方は予めAntが取り扱うエンコードをUTF-8にしておいた方が無難でしょう。 JAVAバージョン 本家サイトを見るとJAVAのコンパイラ準拠レベルは1.6となっていますが、JDK1.7を導入している場合、JAVAコンパイラ準拠レベルは1.7でOKです。細部まで評価したわけではありませんが、ビルドが通る事、TOMCATにて動作することを確認しています。 Message.property ビルド編でも触れていますが、ビルドパスには必ずMessage.propertyが配置されるフォルダ「WEB-INFO/plugin/(プラグイン名)」を含めましょう。メッセージの編集をする時もそうですが、この後行うデバッグの際に発生するであろう実行エラー防止に役立ちます。 実際のところ、cmnフォルダくらいしかMessage.propertyが配置されていませんが、私は今後のためにもビルドパスに追加しています。 次回はEclipse上でのGroupSessionデバッグについて触れたいと思います。 Eclipse GroupSession グループセッション ビルド ABOUT ME Nozomu.Kon 集客導線、SNS導線、広告数値自動取得、LP/HP/CSS、ファネルツールなどなど個人・法人のスモールビジネスをIT/AIのチカラでフルサポートしています。 BLOG:https://embedded-property.net