すでにマスコミ各所から報道されていますが、Windows10への無償アップグレードは2016年7月28日となっています。
Windows7、Windows8をご利用の方は早期に検討、実施されることをお勧めいたします。
さて、ここで問題になるのはWindowsXPのユーザーです。
WindowsXPは従来のWindows(95,98,98SE,ME)に比べて圧倒的な安定性と重なるサポート期間の延長から、いまだにご利用の方も少なくないと思います。特に中小企業さんには多いことでしょう。
しかし、WindowsXPの延長サポート期間もすでに終了し、進化を続けるセキュリティリスクに耐えうるものではありません。
今の時代、ネットワークにつなぐだけでも感染する恐れがあるほど、セキュリティリスクが上昇しています。「社内ネットワークにしか繋がないから…」という言い訳ができない時代になってきました。
従来Windowsを使用しつづけてトラブルが発生してしまってからでは遅いのです。
リスク対処費用と設備更新のコスト、どちらが高いと思いますか?
Benesseさんは個人情報漏洩事件にて顧客に500円の金券を支払いました。皆さまの会社はどのくらいの顧客を抱えていらっしゃいますか?また、補償はいくらをお考えですか?
そろそろ、真剣に考えるべき時期だと思います。
参考サイト
»「Windows 10無料期間」を逃したWindows 7ユーザーを待ち受ける“痛過ぎる代償” from TechTargetJapan
»「中小企業における情報セキュリティ対策に関する実態調査」調査報告書 from IPA(情報処理推進機構)
»「企業におけるサイバーリスク管理の実態調査2015」報告書 from IPA(情報処理推進機構)
»ベネッセ個人情報流出事件 from Wikipedia
(上記事件はリスク発生コストをご考慮いただくための事例であり、OSのセキュリティリスクにまつわる事件ではありません)