チームが揃って、毎日一緒に仕事するようになってから、ある違和感に気づきました。

頼みすぎると、なんか疲れるんです。

逆説的に聞こえるかもしれないけど、本当にそうで。「なんでも任せよう」ってモードに入ると、確認がだんだん雑になってきて。「まあAIが書いたんだからいいか」って感じで出してしまったものが、後から読み返すと「これ自分の言葉じゃないな」ってなる。

それが続くと、不思議と自分の感覚が鈍くなるんですよね。「自分だったらどう言うか」っていうアンテナが少しずつ錆びていく感じ。

一方で「AIはどうせ」ってなると、便利なものを使わないロスが出る。この2つの極端の間で、どこに立てばいいんだろうっていう感覚が続いてたんです。

ある日、友人に「最近AIどう使ってる?」って聞かれて、なんて答えようかなって考えたとき、自然と「ちょうどいい距離感で付き合ってる、かな」って言葉が出てきたんですよ。

近すぎず、遠すぎず。任せすぎず、使わなさすぎず。自分が判断して、AIが動いて、自分が確認して、またAIが動く——そのリズムが心地よくなってきた感覚、みたいな。

それって信頼できる仕事仲間との関係性と似てて。「なんでもやって」でも「指示待ち」でもなくて、お互いの得意を尊重しながら動く。

第4話 アイキャッチ
第4話 チームの様子

この言葉から、Kindle本のタイトルが「AIとちょうどいい距離感で働く」になったし、診断コンテンツの問いも「あなたは今AIとどんな距離感にいますか?」になりました。

ツールの使い方じゃなくて、付き合い方の話なんだと気づいたとき、「これが自分の伝えたかったことだ」とはっきりした気がします。

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